TOKUMEI - 774

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特別でありたいという願望

特別でありたいという願望を叶えたい。

特別であるというのは、普通じゃないということ。

例えば、「朝4時起床」という生活習慣は、おそらく普通ではないだろう。普通をどう決めるかは難しいが、起床時間の分布を考えたらいい。

特別又は普通ではないということは、相対的な意味合いが強い。普通でないかどうかの見定めが難しいのはこのためだ。例えば、「朝4時起床」が習慣化されている集団で特別であろうと思ったら、「朝4時起床」はプラスの要因とはならない。

特別でありたいと考えている集団に依存して、特別と普通が決まってくる。この点は、自分の強みを認識する上で重要な点だ。どのような能力を持つことが、自分を特別たらしめるのか。それを見極め、その能力の取得に集中する。これが特別になるための1つの考え方だろう。

能力というと語学力やプログラミングスキル等が思いつくが、時間やお金の使い方も能力の1つだ。低コストと表現するのが良いかもしれない。「効率が良い」とか「仕事が早い」といった評価がこれに該当するだろう。もちろん、プログラミングスキルが高いので仕事が早いということもあるが、自制心が強いとか集中力が高いといったことがスキルの差を超えてしまうことがある。

生活習慣を特別なスキルを必要とせず、普通以上のものにできるので手軽だ。「朝4時起床」をするのは目覚まし時計くらいあれば良い。食習慣は、体に良いものを食べるだけで良いし、生活環境も清潔さを保つ等を心がければよい。同じ理屈で勉強する習慣なんていうものは、ひとまず気になる論文を読んでみたりすればよい。 

これらは、意思の力で事を成そうとしない限り簡単に実行できるものである。 これらは、一般に強い意志が必要とされるが、おそらく逆だろう。何も考えずにやれば良いだけである。機械的にやれば、すぐに特別になれる。良い習慣が組み合わされば特別さは更に増す。

一方、思考を必要とする領域では、機械的では特別になれない。この区別は重要で、上記の「良い習慣」を見極められるかには判断を伴う。適切な判断のためには、思考が必要だ。この点が良い生活習慣を習得することを難しくしているのだろう。

特別であろうと思ったら、思考の質を高めれば良いということだろうか。優れたアイデアは思考を通して生まれるし、貴重な体験から特別な何かを見出せるかも思考にかかっている。

特別でありたい程度に応じて、考えることに投資する。普通で良いことにについては、大した投資は不要だが、特別になりたいことに対しては十分な投資を行うということになる。その方法はもう少し考えてみたい。